◆大学卒業〜1979年

▼卒業後、友人の彼女が家庭教師をしていた家の人がテレビ番組のプロデューサーだったというツテでラジオのディレクターをやることになる。何もわからず前任者もない状態でいろんな仕事を8ヶ月ほどこなすも、あまりの悲惨な状況に嫌気がさして突然辞める。

▼ようやく教員採用試験を受ける気になり、試験時期が来るまでの間はCMを録画して広告代理店に送るというバイトをする。この仕事があまりにヒマだったため観ていたテレビで「面白い」と思ったのが、テレビアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』の再放送だった。「アニメでも実写っぽく、映画っぽく作れるのだな」と思って観ていた。のちに入社することになるタツノコプロの名前はこの作品で覚えていた。

▼小学校の図工の先生になるべく受けるはずだった教員採用試験だったが、託した友人が願書を出し忘れるという大事件が起こる。

▼「就職しないとさすがにマズい」と思いながら国分寺を歩いていた時に、「タツノコプロで社員募集」という貼り紙を目にする。「ああ、あのタツノコだ。『ガッチャマン』みたいなものなら自分にもやれるかな」と思い、応募。無事、採用される。